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新潟中越地震復旧にて

1.png 平成16年10月23日夕方、阪神淡路大震災に次ぐ同じ規模の大震災が発生しました。10月28日より5日間、新潟中越地震の被災水道施設復旧応援隊として現地に出向きました。
 まず現地長岡市内にはいって、毎日のようにテレビや新聞等で報道されていた、特に山古志村、小千谷市のあまりの崖崩れや建物の被害状態の大きさに驚きも隠しきれませんでした。

 長岡市内の車で30分くらいの村松地区という所で道路の亀裂、地盤沈下、土砂崩れなど所々に見受けられました。建物自体崩れているのは少ないようでしたが、一見中を覗いてみると、天井、壁などのズレ落ち、メチャメチャの状態でとても住める状態ではありませんでした。

復旧作業を通して

2.jpg復旧作業状況写真当初、松村地区全体が断水しておりポンプ場より配水池まで送水することが出来ず、場内において仮設レンタル管で配水管と送水管を接続しました。また仙台市水道局さんが工事で配水池からの途中でも配水管、送水管をバイパス移設接続して自給圧で水を送り、漏水調査等行った上で各家庭の点検確認し給水して回りました。しかし、下水道回復がなっておらずまだしばらくかかるとのことで、残念なことに生活用水が流されないことでした。
とりわけ、道路脇に共用栓という形で、各所に新たな道路掘削分水をして、8箇所ほどD型水栓を設置、共用使用することにしてきました。
また作業中に「やっと水がでました、ご苦労様でした」などと声を掛けられ感謝と励ましの言葉をいただき、阪神淡路大震災の時と同様、少しは我々も役に立てることが出来たのかなと報われる思いがしました。

今後の抱負

 水道部さんをはじめとし12名の隊員が一丸となり、事故・怪我・体調も崩さず、限られた期間で担当区域内の水道復旧に努め目的を果たすことが出来、大変よかったと思います。またこの貴重な経験をいかし、これからも「人の役に立てる会社」でありたいと思っております。
また地域や社会に貢献し、皆さんと共に歩んでいきたいと考えております。

当社はいつでも緊急対応できるよう、緊急車輛・工作車を完備しております。