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　平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災。2月2日より15日間、被災水道施設復旧応援隊として阪神大震災の現地に出向きました。
　現地での主な作業は、給水管の修理と漏水調査でした。配管の工法で寒冷地でないせいか公道の埋設深度は本管は深いものの、舗装を崩すと給水管が出てくるように極端に浅いこと、露出管にむき出し管といった場所が多く見受けられました。

また、作業中に年配の方から「大変ですね」「わざわざ山形から来てくれたんですか」「やっと水がでました」などと声を掛けられ、感謝と励ましの言葉を頂き、少しは我々も役に立てることが出来たなと報われる思いがしました。

復旧作業を通して

復旧作業状況写真文化ホールでの寝泊まり生活もほとんどが暖房、風呂、給湯、ガスも使えない状態で、あまり縁のない寝袋や冷たい弁当といった生活に、二週間も過ごせたのも公園にテントを張って不自由な生活を続けている被災者のことを思えば辛いとも感じませんでした。
　遠い神戸でしたが、怪我もなく体調も崩さず、限られた期間で水道復旧に努め目的を果たせた喜びに深い感銘を受けることができました。一日も早い復興を願って神戸を離れて参りました。

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